2020年1月5日の男子ごはん お正月スペシャルでは、スペイン・バルセロナでスペイン料理を食べて学んでいました。
居酒屋バルで頂くタパスや本場のパエリア、カタルーニャ料理を堪能していました。
スペイン旅行のヒント、さらにはお家で作るスペイン料理の参考にしてみてください。
バルセロナで食べる!スペイン料理
バルセロナは美食の街として知られ、地中海の海の幸だけではなく、山の幸も豊富!
定番のものから、日本ではお目にかかれないバルセロナならではのグルメは旅行の際に参考になること間違いなしです。
本場のタパスが食べられるバル
バルとは日本でいう居酒屋さんのことです。
スペイン国内には18万軒にも及び、街中見わたせばバルだらけ!
そんなバルでは小皿料理『タパス』や『ピンチョス』が頂けます。
老舗バル!EL Vaso de Oro(エル バソ デ オロ)
1962年創業という50年以上の歴史を誇る老舗のバル。
地ビールにある定番の小皿料理・タパスが30種類以上楽しめ、バルセロナ市民に愛されているお店です。
こちらで頂いていたタパスは↓
カタクチイワシの酢漬け(Boquerones en vinagre)/5.17€(約620円)
スペインのバルでは定番の小皿料理で、アンチョビ詰めのオリーブに強めのお酢が相性バツグン!
チキンコロッケ(Croquetas de pollo)/4.8€(約580円)
超定番のチキンコロッケは、煮込んだポテトとチキンを混ぜ込んだコロッケです。
スペインではメジャーな1品。ずっと食べていられるようなシンプルだけどバツグンに美味しい1皿です。
豚の血詰めソーセージ(Morcilla)/4.18€(約510円)
定番タパスですが、日本ではあまり見かけない豚の血が練られたソーセージです。
アミーゴのレコミエンダでEl Vaso de Oro、中田英寿もTV出演で来たお店へ来店。鉄板のクラフトビールと牛ステーキフォアグラ添えを注文。もうね、今まで食べてたフォアグラが何だったのかというレベルで美味い。サンセバスチャンがゴールを決めるフォアグラならココは牛をアシストするフォアグラ pic.twitter.com/cjk9gSAQ7v
— Gehirn nao (@gehirn_nao) June 30, 2018
創作系タパスのお店!TAPAS24(タパス24)
グラシア通りにある創作系タパスが頂けるお店はミシュラン1つ星レストランのシェフがプロデュースした地元の方にも人気です。
こちらで頂いたタパスは↓
牡蠣のセビーチェ風(Ostras en ceviche)/1つ 5.0€(約600円)
生ガキの上にレモン汁やショウガをゼラチンで泡状にしたものと唐辛子をトッピングした1品。
ナスのフライはちみつがけ(Berenjena,sobrasada,miel y pipas)/9.5€(約1150円)
オーブン焼きにして皮をむいたナスにチーズとはちみつ、甘辛いソーセージをのせた1品。
鶏手羽煮込み キムチソースがけ(Alitas de pollo con salsa kimchi)/11.0€(約1330円)
鶏手羽をじっくり煮てしょう油やショウガで味付け、仕上げにキムチソースをかけた和食に近い1品です。
Tapas24、かつて世界で一番予約が取れないお店に選ばれたシェフのお店でもあり、相当並びました。わいわい活気溢れていて、注文もきちんとオーダー取ってから作ってくれるので美味しい😍牡蠣に黄身、そしてお出汁が絶妙。 pic.twitter.com/td2b4ycFo2
— Frenchnail★ (@Frenchnail) July 9, 2019
ちなみにグラシア通りは
グラシア通りは日本でいう銀座のような場所。
こちらにはCASA BATLLO(カサ・バトリョ)というガウディが手がけた建築物を見ることができます。
バルセロナにはいたるところにガウディの作品を見ることができます。
カサ・バトリョは「骨の家」というあだ名もあります。
ピンチョスが楽しめるお店!La Tasqueta(ラ タスケータ)
街でピンチョスを盛り上げようということから呼ばれるようになった通称ピンチョス通り(ブライ通り)にある超人気店ラ タスケータは毎日60種類以上並ぶというピンチョスが話題を呼んでいます。
ピンチョスとは料理をパンにのせて串を刺して食べる料理のことです。
赤い串が1.8€、普通の串が1.0€となっています。
値段が高い赤い串の方でも1つ1.8€(約220円)、普通の串は1.0€(約120円)と値段の安さが人気の秘密です。
冷静サラダがのったエスカリバータ(Escalivada)やナスとゴートチーズ(Queso de cabra son berenjena y tomate seco)などピンチョスといってもボリュームのある数々が並んでいます。
お腹いっぱい食べられて値段の安さにも驚きます。
スペインといえば!パエリア
マリンエリアはバルセロナ五輪の選手村があったエリアです。
こちらで頂けるパエリアはスペイン料理といえば!の定番メニューですね。
Xàtiva Sant Antoni(シャティバ サン アントニ)
海からほど近いアシャンプラ地区は観光客が訪れるよりは地元の方々が訪れる場所です。
シャティバ サン アントニはパエリアの本場バレンシアの本格パエリアがバルセロナで楽しめるお店です。
こちらのお店のオススメはイカスミのパエリアや魚介パエリア!
シャティバ サン アントニさんはバルセロナの中でも数少ない1人前から注文することができるので、それぞれのパエリアを楽しむことができます。
具材はイカにアサリのみとシンプルですが、香りの豊かさに加えて濃厚なイカスミが満足感を与えてくれます。
具材はアンコウ・手長エビととても豪華!魚介のダシが口に含んだ瞬間に旨味が感じられます。
このパエリアに使われているソースこそがバレンシアでパエリアが誕生した当時のレシピのもの。
具材も10種類が決められていて、まさに元祖パエリアといえるものです。
ちなみに、お米にもポイントが!
ボンバ米というバレンシア産で水分をゆっくりと吸収するお米が美味しいアルデンテのパエリアに仕上げてくれているんです。
カタルーニャ料理
バルセロナを含むカタルーニャ地方ではヨーロッパの交通の要所だったため、昔から様々な調理法が交わった独特な料理が発達してきました。
バルセロナ最古のカタルーニャ料理店 CAN CULLERETES(カンクジェレタス)
バルセロナで一番古いカタルーニャ料理専門店。
1786年創業という驚きの歴史をもつお店です。
ナス・パプリカ・玉ねぎをオーブンで長時間かけて焼き、皮をむいてオリーブオイルと塩で味付けをした前菜です。ゴーダチーズと合わせていただきます。
ほうれん草と一緒に炒めた干しぶどうが甘いソースに代わります。
カタルーニャ料理の定番カネロニは茹でたパスタに秘伝の配合で作った肉餡を包んだ肉まんのようなものです。
そこにベシャメルソースをかけて焼き上げた1品です。
クリームブリュレの元祖。240年前からメニューもレシピ変わっていないという創業当時の味を楽しめます。
バルセロナ最古のレストラン「Can Culleretes」へ。1786年創業、スペインでも2番目に古い。伝統的なカタルーニャ料理を堪能できる。前菜でカネロニ(8.5€)、メインでうさぎ肉(9.5€)を注文。ボリューム満点、濃厚で美味しかった。昼は14.5と16ユーロの定食もある。客層は観光客と地元客の半々。 pic.twitter.com/psB05fXw28
— 稲村 航平 (@Kouhei50) January 24, 2019
バルセロナグルメ 番外編:ベルムットとクロワッサン
裏トークではバルセロナグルメ番外編としてベルムットとクロワッサンを紹介していました。
ENTRE LATAS(エントレラタス)でベルムットを!
バルセロナのかたはベルムットという週末のお昼前に胃を開くためにワインベースのお酒とおつまみを食べるのだそうです。
飲むお酒もベルムットといい、ワインベースにスパイスやハーブを配合白フレーバーワインです。
エントレラタスではイワシだけでも24種類、すべて合わせると400種類以上の缶詰が並ぶお店で、ベルムットを体験することができます。
こちらで頂いた缶詰は
炭火焼きにしたマテ貝をオリーブオイルに漬けた1品。
イワシとピーマンをオイル漬けにした1品。
イワシを玉ねぎやトマト、フェンネルで味付けした缶詰。
缶詰はお土産にもピッタリ!
バルセロナに来たさいには訪れたい場所ですね。
朝食にはクロワッサン!CANAL(カナル)
バルセロナではコーヒーにクロワッサンが定番朝食なのだそうです。
ど定番の朝食として愛食されているクロワッサンは、バルセロナが激戦区!
2008年から始まったスペイン全土のクロワッサンコンテストが毎年10月上旬に発表されバルセロナ有名店の受賞が多いのだそうです。
最新のコンテストでナンバーワンを獲得したCANAL(カナル)のクロワッサン(1.7€/約210円)は香りが豊かで驚きの美味しさです。
久しぶりのクロワッサン🥐
昨年2019バルセロナで1番となったクロワッサン、見た目は普通ですがサクサクで 風味があります、 細長いのがバター、丸い方がラードで作ってます💕ミントティと横にアンティーク市で買った木の器。
Pastisseria Canal. pic.twitter.com/WS8J5to6XL— Hiroko Miyamoto (@HirokoMiyamoto7) January 3, 2020
takashi ochiai
ちなみに、クロワッサンの2013年のコンテストで日本人の落合尚さんが受賞したこともあります。
こちらのtakashi ochiaiでは、そのクロワッサン(1.55€/約190円)を頂くことができます。
完成まで3日をかけて仕込むというクロワッサンはバターたっぷりの生地が特徴で多い日で700個も売れるのだとか。
また地元の方々にはストロベリーや抹茶など高橋さんオリジナルのクロワッサンが人気です。
彼の仕事が終わってから犬の散歩ついでに、TAKASHI OCHIAI にまたまた行ってきました。お茶も日本のお茶で苦味があって、最高!Te verdeを頼んで砂糖が出てこない時点で合格!🙆🏻♀️ ここの抹茶クロワッサンいつ食べてもうまい〜!#抹茶クロワッサン #緑茶 #takashiochiai #抹茶 pic.twitter.com/HO2RrAFNye
— Yu (@aventura_yu_jp) August 27, 2019
さいごに♪
いかがでしたか!?
日本でも定番のパエリアから、知られていないスペイングルメまで美味しものが沢山あるバルセロナ!
ぜひスペインを旅行するさいの参考にしてみてください♪
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