2024年2月13日のTBS系列「マツコの知らない世界」では、この春行きたい泊まれる文化財を日本全国の古い宿500軒以上をデータベース化しているという大学院生コンビのさんが教えてくれたので詳しく紹介します。
古い建造物を活かした最新リノベ宿から元遊郭を使ったレトロ旅館まで歴史を感じる泊まれる文化財がたくさんありました。
泊まれる文化財
たけた駅前ホステルcue
大分県にあるたけた駅前ホステルcueさんは築80年越えの古民家をリノベーションしたゲストハウス。
1泊:4000円〜
滑川温泉 福島屋
江戸時代 建造
・1泊:11000円〜
ぬる湯温泉 二階堂
明治時代初期 建造
1泊:12800円〜
北温泉旅館
1858年 建造
・1泊:5900円〜
※現在 自炊・素泊まりのみ
町田屋旅館
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1910年 建造
1泊:12000円〜
富士屋ホテル(本館)
神奈川県足柄下郡 箱根町にある富士屋ホテル(本館)さんは建造物のうち5棟が登録有形文化財になっています。
1891年 建造
1泊:46000円〜
渋温泉 歴史の宿 金具屋
約1300年前から続く温泉郷の信州渋温泉は、9つ全て入ると苦労を流すとされる九湯巡りも人気のスポット。
そんな温泉街のなかでも ひときわ大きな木造4階建てが渋温泉 歴史の宿 金具屋さん。
昭和11年にできた建物は当時のまま残されていて、昔の豪華絢爛さを体験できるお宿です。
お風呂は戦後の洋風文化の流行を取り入れた浪漫風呂。
木造4階建の「斉月楼」と「大広間」は国の登録有形文化財になっています。
1936年 建造
1泊:18700円〜
松林庵
1泊:110万円
あまみ温泉南天苑
1913年 建造
1泊:22000円〜
旅館 芳野
熊本県人吉市にある旅館 芳野さんは1888年に建造された登録有形文化財になっているお宿。
1888年 建造
1泊:22000円〜
天井・ガラスで時を感じられるお宿
塔ノ沢温泉 元湯 環翠楼
神奈川県足柄下郡箱根町塔之澤にある塔ノ沢温泉 元湯 環翠楼さんは1919〜1924年頃に建造された江戸時代から続くお宿。
建物は大正時代の中頃に建造された木造4階建てで、国の登録有形文化財になっています。
屋号「環翠楼」は宿を利用していた伊藤博文が命名したもので、その他にも夏目漱石や皇族など多くの偉人が宿泊しています。
注目してほしいのが1階早川にある手延べガラス。
明治から大正時代に手吹円筒法で作られたガラスで、人の息でガラスを伸ばすため不規則な歪みが生まれ、現代の無機質なガラスとは違う ゆらゆらと景色が変わるのが魅力的です。
1泊:28050円〜
玉田屋旅館
愛知県豊田市の足助町にある「玉田屋旅館」に投宿!!
現在の建物は江戸時代末期に建てられたもので、宿場町の玄関口だった西町に残る唯一の旅館。今でも古い旅籠の雰囲気が色濃く残り、塩を中心に多くの物資が行き交った旧伊那街道の歴史を伝えます。足助の伝統的な街並みに残る老舗旅館です!! pic.twitter.com/GsxqpuFAay
— 武田菱 (@takedabishi8) November 2, 2021
1泊:9500円〜
橋本の香
京都府八幡市橋本駅の周辺は現在は住宅街ですが、遊郭の面影を残す町並みがわずかに残っています。
橋本遊郭は明治20年に設置され、売春防止法が執行される昭和33年に廃止されました。
橋本の香は妓楼を改修し2020年にオープンした旅館。
昭和10年頃の建物で、橋本遊郭のなかでも1位2位を争う高級妓楼だったのだそう。
取り壊し予定だった この建造物を残したいと思ったオーナーが自身のマンションを売ってお金を作り改装工事をしてオープン。
部屋数は16部屋あり当時の雰囲気を良く残して改装されています。
注目してほしいのがある現在は洗濯機置場になっている場所にあるステンドグラス。
さらに和傘のような天井にも注目!
普通の家にはない特殊な意匠で遊郭の雰囲気を堪能できます。
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1泊:5500円〜
古い建物をリノベーションした宿
谷屋
江戸時代の城下町の景観が残る岐阜県 飛騨高山には文化財民家を改修した宿・谷屋さんが2023年にオープンしました。
伝統的な木造町家のなかでテーブルやベッドも利用することができます。
さらに国の重要文化財である明治時代の民家 日下部民藝館をプライベートラウンジとして使うことができます。
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1泊貸切:13万2000円〜
岳麓翠苑
山梨県 宇治河口湖町には国の登録有形文化財である母屋をリノベした1819年 建造の岳麓翠苑さんがオープン!
井手家が受け継いできた芸術品が鑑賞できる和室と、海外からも評価を受けたモダンアートが融合した空間で快適に過ごすことができます。
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1泊貸切:33万円〜
これぞ日本人の風景:かやぶき屋根の宿
後世に残したい日本の原風景を堪能できるからぶき屋根の宿。
京都府南丹市美山町にあるかやぶきの里には39棟のかやぶきの家屋が残っていて、日本の原風景とも呼ばれています。
かやぶきの宿 久や
かやぶきの宿 久やさんは部屋にいながらにしてかやぶきの建物が見えたりと、当時の暮らしぶりが堪能できます。
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1泊:30000円
※3月14日まで休業中
民宿 北の勢堂
山梨県南都留郡道志村にある民宿 北の勢堂さんは1844年建造のかやぶきの宿。
江戸時代中期から明治時代の建築で、その昔 養蚕をしていて養蚕のために横から光を取り入れられる構造になっています。
こちらでは昔ながらの囲炉裏を囲い、ジビエ料理もいただけます。
1泊2食付き:12500円〜
吉宮晴紀さんと門上正樹さん
この泊まれる文化財の世界を教えてくれたのは吉宮晴紀さんと門上正樹さんでした。
宿泊できる歴史的建造物一覧って見たこと無いな?
と思って表を作っているのですが、きっとまだまだ沢山あります。皆様の知恵をお貸しください…!
コメント頂けると嬉しいです!! pic.twitter.com/i13DxJENaZ
— 建築学生の呟き (@rninopon) March 22, 2021
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まとめ♪
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
吉宮晴紀さんと門上正樹さんが教える 泊まれる文化財について紹介しました。
ぜひ参考にしてみてください♪
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