2020年3月7日のメレンゲの気持ちでは、ガマンをしない防災対策について紹介していました。
自宅で節約しながらできる防災対策【メレンゲの気持ち】
災害が起きたとき、水道・ガス・電気を寸断されても自宅待機になってしまう場合があります。
なにをどれだけ用意するのか、どんなものが必要なのかまとめます。
防災対策①キッチンの備え
キッチンには棚があり、比較的重いものも棚に入れがちです。
しかし、地震が起こると棚のものが落ちてしまう可能性があり非常に危険です。
そんなときのために100円ショップにも売っている1cm幅の輪ゴムが役に立ちます。
取っ手の部分に輪ゴムをひっかけるように固定すればモノが落ちてくるのを防ぐことができます。

完全に落ちないというわけではありませんが、落ちにくくなるのと輪ゴムを引っ掛けるだけなら日常生活のなかでも邪魔にならない便利さがありますね。
また、食器棚の中に入っているガラス製のグラスは落ちるととても危険です。
そこでミニサイズの突っ張り棒を棚の内側に装着するだけでストッパーの役割を果たしてくれます。
このとき下のほうに突っ張り棒を装着すればスペースがあるので、普段のグラスの出し入れにも支障はありません。
トイレの水が止まったら?簡易トイレの作り方。
自宅避難で水が止まってしまったとき、真っ先に必要となるのが簡易トイレです。
簡易トイレは市販のものを使用すれば簡単にトイレに装着することができます。
①便座にポリ袋を装着します。
②溜まった尿などの水分を吸収してくれる凝固剤をまきます。
③そのまま処理します。

もしものときのさわやかトイレなどの簡易トイレグッズは通販でもセットで購入可能なので便利です。
しかし、この簡易トイレ、とても便利なのですが家族3人の場合、1週間・10日などの使用を見越すと50個 ・100個と多くが必要となり その分費用も多くかかってしまいます。
そこで、節約アイデアとして凝固剤を猫の砂に代え、黒のポリ袋を用意すれば手作り簡易トイレを作ることができます。
猫の砂には尿のニオイや水分を吸収してくれる働きがあるので凝固剤の代わりにすることができます。

100円均一でも売っている猫の砂でも10回ほど使えるのでコストの大幅ダウンに役立ちます。
自宅の備蓄品
防災バッグに入れておきたいもの
プラスチックのコップや皿、携帯ラジオに懐中電灯、レインコート・ガムテープ・スリッパ・マウスウォッシュなど一般的なグッズのほかにも、自分のストレスを発散できるようなグッズを入れておくアイデアも大切です。
オススメ保存食
避難生活のなかでも美味しいものを食べれるように保存食にはこだわると良いのだとか!
一度、自分で食べてみて美味しいと思ったものを入れておくと避難生活でもストレスがたまりません。
IZAMESHIシリーズ
IZAMESHIシリーズのまんぞく豚汁としっかりおでんは湯煎するだけで美味しいおかずが食べられます。
KAGOME 野菜たっぷりトマトのスープ
こちらは防災食ではなくレトルトのスープなのですが、湯煎して食べられ保存期間は4年と長くなっています。
避難生活で野菜を摂るのは難しいので、このようなレトルトを活用するのもオススメです。
ボローニャ 缶deボローニャ(メープル味)
パンの缶詰で、マーガリンをたっぷりと練り込んだ生地はフワフワ!
缶の中を無酸素状態にすることで3年6ヶ月という長期間保存することが可能となっています。
国産寒サバ きとうゆずしおオリーブオイルづけ
缶詰のなかでも、少し高級で美味しいものを保存食に入れておくことで避難生活のストレスをなくすことができます。
アルファ化米
停電になると冷凍庫の中のものがとけてしまいますよね。
そんなとき、このアルファ化米と自然解凍されたミックスベジタブル・カレールー(1片) を合わせ、お湯を注いで15分待てばドライカレーができます。
おなじアルファ化米でも、冷凍庫の中身をプラスすれば自然解凍されてしまう食材の消費にも役立ちます。
簡易マスクの作り方
災害時に役に立つマスクの簡単な作り方です。
材料
キッチンペーパー
ゴム
ホチキス
作り方
1.キッチンペーパーを切れ目にそって一枚切り取ります。
2.キッチンペーパーの上が2cm空けるように2等分に折ります。
3.下が2cm幅で折り返します。これを5回ほど折り返してじゃばら状にします。
4.両端を2回折返しホチキスで固定します。
5.用意したゴムを端の折り返した部分に挟んでホチキスで2ヶ所ずつ固定したら完成です。
さいごに♪
いかがでしたか!?
去年は災害が多く発生し、もう他人事とは思えないようになってきています。
災害のときに困らないように何をどれだけ、どうしたらというのももちろん大切ですが、災害時を快適に過ごすアイデアは災害時は我慢しなければならないという概念を覆してくれるように感じます。
不安に陥りやすい災害時だからこそ、少しでも快適に過ごせるように準備してみてはいかがでしょうか。
コメント