2020年1月18日の世界一受けたい授業では、TEAM NACSのリーダー・森崎博之さんが今だからこそ食べたい!北海道の冬野菜を紹介していました。
川西長いもやちぢみほうれん草・雪下キャベツ・りょうおもい(かぼちゃ)などの農業のプロフェッショナルだからこそ知る美味しい食べ方は必見です。
いま食べるべき北海道の冬野菜
長いも
長いもは北海道が生産量全国トップだそうです。
なかでも、十勝の川西長いもは北海道地域ブランドとして台湾でも人気!
滋養強壮に効果のある長いもは、台湾では山うなぎなどと呼ばれるほどスタミナに効果のある野菜です。
長いものジュース
牛乳+りんご+長いもをミキサーにかけてジュースとしても頂けます。

さっぱりとしていて飲みやすいですよ。
ちぢみほうれん草
北海道のちぢみほうれん草は、普通のほうれん草と比べて弾力があり大きさも圧倒的に大きいのです。
その名の通り葉がちぢれているのが特徴のちぢみほうれん草は、北海道の寒さに負けないように葉の中に糖分と養分を蓄えています。
そのため、甘くて肉厚になるそうです。
普通のほうれん草はアクが強く生では食べれないのですが、ちぢみほうれん草はシュウ酸が少ないので、生でも食べることができるのが特徴です。
シュウ酸とは普通のほうれん草に含まれるアク・えぐみのもととなる成分のこと。
ちぢみほうれん草のしゃぶしゃぶ
森崎さんのオススメのちぢみほうれん草の食べ方はしゃぶしゃぶだそうです。
サッとお湯にくぐらせるだけの ちぢみほうれん草がメインのしゃぶしゃぶは甘みが引き立ち、肉厚のちぢみほうれん草の食べごたえに感動しますよ。
さらにプラスして豚肉と一緒にいただくのもオススメです。

豚肉に含まれるビタミンB1がほうれん草の鉄分の吸収を助けてくれるそうです。
雪下キャベツ
秋に収穫したキャベツを雪の下で寝かせることで、甘みの強い美味しいキャベツになるのだそうです。
雪の下にキャベツを入れてから2〜3週間後にキャベツを掘り出し出荷する方法は、実は偶然発見された方法なのだそうです。
昭和43年、野菜の値段が暴落したとき出荷しても採算の合わないキャベツを やむなく畑に放置し雪に埋もれたキャベツ。
春になり雪の中からでてきたキャベツは青々としていて、食べると採れたてのキャベツよりも甘みが増し美味しかったのだそうです。
雪下キャベツの石狩鍋
オススメの食べ方は味噌ベースの出汁に鮭が入った北海道を代表する鍋・石狩鍋だそうです。
鍋といえば白菜ですが、石狩鍋はキャベツが合います。
肉厚で甘みのあるキャベツと味噌ベースの出汁が相性バツグン!
そして、シメにはパスタがオススメです。
残ったスープにクリームチーズを入れ、よく溶かし硬めに茹でたパスタを投入し2分シッカリとパスタにスープを吸わせるために煮込みます。

パスタがうま味の出た出汁を吸ってくれるので、石狩鍋を余すことなく堪能できます。
かぼちゃ
北海道はかぼちゃも生産量日本一です。
りょうおもいというかぼちゃは、収穫してから1〜2ヶ月熟成させることでデンプンを糖にかえ甘くて美味しいかぼちゃにしているそうです。
じつは、冬は輸入のかぼちゃが多く美味しい国産のかぼちゃはあまり出回っていなかったそうです。
けれど、冬にも国産の美味しいかぼちゃを食べたい消費者の想いと、冬にも美味しいかぼちゃを届けたいという生産者の想い両方を汲み取って作られたのが「りょうおもい」という品種なのだそうです。
かぼちゃぜんざい
オススメの食べ方はかぼちゃぜんざいです。
ぜんざいに餅の代わりにかぼちゃを加えていただく、北海道ならではの食べ方です。

小豆とかぼちゃの甘さが相成って、とても美味しいスイーツになります。
北海道では家庭出るおやつなのだとか。
教えてくれたのは森崎博之さん
教えてくれたのは大泉洋さんや安田顕さんの所属するTEAM NACSのリーダー・森崎博之さんです。
農業や食育の講演会をこれまで100回以上開くなど俳優でありながら農業のプロフェッショナルな方です。
さいごに♪
いかがでしたか!?
北海道は食料自給率ナンバーワンの土地です。
厳しい寒さの気候を生かして作られている食物は本当に美味しいですよね。
寒い冬だからこそ美味しい北海道産の食材、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
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